※この記事は過去運営ブログからの転載です。 |
実際のところチャート分析による相場の予測には限界があります。
なぜなら、突発的なテロ事件や震災、金融政策の発表などが
相場の流れを大きく変えることがあるからです。
つまり自動売買ではなく、裁量での取引を行う場合には
相場の動きを予測するにはチャート分析だけではなく、
ファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)の分析も必要です。
具体的には、GDP(国内総生産)やCPI(消費者物価指数)、金利、
失業率などの要因をチェックします。
ファンダメンタルズ分析で欠かせないのは、アメリカの経済指標です。
世界の基軸通貨である米ドルの動向が為替相場の基本となりますので、
アメリカ経済の動きは必ず確認する必要があります。
以下にファンダメンタルズ分析において最低チェックしておきたい
経済指標を説明します。
①GDP(国内総生産)
GDPは国全体の経済力を表わす指標です。 |
②CPI(消費者物価指数)
CPIは消費者が物やサービスに対して支払った価格の動向を示す指標です。 |
③金利
金利が高ければ所有したい方が増える可能性があるため、 |
④失業率
失業率の値が高ければ個人消費が少なくなることから、 |
以上がファンダメンダルズ分析です。
こちらもテクニカル分析同様、自動売買やシステムトレードをする際には
そこまで確認する必要はありませんが、基礎知識として一応知っておいてください。
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