※この記事は過去運営ブログからの転載です。 |
始めに、FX投資の前に「資産運用とは何か」ということを説明したいと思います。
資産運用とは、自分の目的に合わせて手段を選び、計画的にお金を貯めたり、殖やしたりしていくことを言います。
例えば、新しい車が欲しい、新しいバイクを買いたい、旅行に行きたい、と貯金された経験がある方も多いと思います。
実は、貯金(貯蓄)も安全かつ確実に「お金を貯める」ことを重視した資産運用の方法の1つです。
多くの人は預けたお金が(ほとんど)保証されていて、いつでも換金できる金融商品である銀行預金や郵貯などを選んで資産運用をしているのです。
つまり、銀行や郵便局にお金を預けているとしたら、あなたも既に個人投資家だということです。
「資産運用」には、もう1つ、お金を殖やすことに重点を置いた「投資」があります。
貯蓄よりも収益性が高い株式投資やFX投資、債券投資、不動産投資などの金融商品を選んで資産運用を行うことをいいます。
これは元本が保証されていないものが多いので、利益を得る可能性と同時に損をする可能性もでてきます。
正しい資産運用を行うためには、取るべき手段が「貯蓄」なのか「投資」なのかを、自分の目的と照らし合わせて選択することが重要です。
ですが実際には「投資」という言葉を聞くと、「リスク」・「危ない」・「ギャンブル」という言葉を連想する人も少なくないと思います。
私も実際に投資を始めるまではそうでした。
実際に短期的に大儲けしようとして、リスクを気にせず株式などを買っている人も多くいますが、
それは「投資」ではなく「投機」と言います。
投機は、ギャンブルです。
例えば株価が上がるか下がるかを予想だけで判断して買ってしまうような人は、投資ではなく「投機」をしているということになります。
ですが投機はギャンブルと同じく、必ずいつかは負けます。
そして投資との違いは、判断に根拠がないということです。
「投資」とは短期間で行うものではなく、ハッキリとした目的を持ち、計画的かつ長期間にわたって行うものです。
長期にわたって行う投資における最大のメリットは、“複利”運用による資産の無限増殖です。
これは後ほど説明しますが、お金によってお金を生み出すということです。
自分の大切なお金を運用するのですから、どんなリスクがあるのかをよく知っておくべきなのです。
ですから「投資」は、無計画に短期的な利益を追求する「投機」とは明らかに違うものです。
投資を始める方はこの二つの違いをよく理解して、投資に対する認識を改めるようにしてください。
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