※この記事は過去運営ブログからの転載です。 |
スプレッドとは、買値と売値の差のことです。
よくニュース番組で「東京外国為替取引所の今日の終値は、1ドル94円25銭から94円30銭となっています・・・」というアナウウンスを耳にすることがあると思いますが、この値開きの5銭をスプレッドというわけです。
この場合では、94円25銭が売値であり、94円30銭が買値となります。
仮にこの時点でドルを瞬間的に売買したとするとどうなりますか?
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1ドル/94円30銭で買って、すぐ94円25銭で売ることになりますので、
そのまま即売買すると1ドルあたりスプレッドの5銭分損をする計算になります。
簡単に言うと、この損をした分のコスト(スプレッド)が、取引コストでありFX業者の利益となるわけです。
スプレッドは通貨ペアや取引会社により異なります。
レートが大きく動いている時などにスプレッドが広がることもありますので、事前に注意が必要です。
スプレッドは手数料と同じだと考えた方がいいです。
どういうことかと言うと、仮に手数料が無料のA社と3銭のB社があるとします。
この場合A社のスプレッドがB社のスプレッドよりも3銭以上大きければ、最終的にかかるコストはA社の方が大きくなると言うことです。
ですので、口座を開く会社を選ぶ際には売買手数料だけではなく、スプレッドも確認しておく必要があります。
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