主な4つの投資スタイル(時間編)

 

FXの投資スタイルには下記の3種類があります。

①裁量トレード(一般的なトレード)
②スワップトレード(金利差を利益にするトレード)
③システムトレード(自動売買)

上記は手法で分類したものですが、

トレードを完結するまでの時間によっても下記の4つに分類することができます。


(1) スキャルピングトレード

スキャルピングトレードとは、

高いレバレッジをかけて数秒単位で行うトレードスタイルで、
数銭~数十銭の利益を短時間で何度も積み重ねる手法です。



これは一瞬の気の緩みが大きな損失を招くので、非常に気疲れします。



また一日に何度も利益を積み重ねなければならないので、
必然的に長時間PCに張り付いている必要があります。


数秒単での取引なのでリスクは限定されますが、
非常に高いレバレッジで行うため、
高い「損切りスキル」と「集中力」が求められます。



注意としては、短時間で何度もポジションを持ち、決済するため
出来る限りスプレッド(売値と買値の差額)が小さいFX会社を使用することが大事です。


なぜなら、例えばスプレッドが6銭のFX会社では10銭の利益を得るためには、
思った通りの方向にレートの変動が16銭ある必要があるからです。




(2) デイトレード

デイトレードとはその日に持ったポジションをその日にうちに決済して、
次の日にポジションを持ちこさないトレード方法のことを言います。

一日の限られた値動きの中で行うため、
1度の取引で狙う利幅は数10銭~1円程度になります。

 


その日のうちに全てのポジションを決済してしまうので、
比較的相場急変のリスクが少ないトレード方法です。


デイトレードでは一回の取引の利益が小さいため、
為替相場が大きく動く時間帯を狙って投資をする必要があります。


具体的には、ロンドンとNYの市場が開いている日本時間の夜の
21~深夜2時頃に相場が最も活性化します。

 

 

(3) スイングトレード

スイングトレードは数日~数週間単位で売買を行うトレードスタイルです。

デイトレードとは違いトレード期間が長いので、一度で大きな利益を狙うことができます。


デイトレードのように毎日長時間相場と向かい合う必要がないので
サラリーマンの方などに向いているトレード法です。


注意すべき点としては、多くの通貨ペアで売りポジションを保有している場合には
マイナススワップがたまってしまうということです。


また、基本的に初心者の方は売りポジションは持たないようにして下さい。


数日~数週間ポジションを保有するため、デイトレードと比較して、
為替相場が急変するリスクが大きくなります。

 

 

(4) スワップトレード(キャリートレード)

これまで述べてきたトレードスタイルは、どれも為替差益を狙うのがメインの手法でした。


このスワップトレード(キャリートレード)は、

ハイリターンは望めませんが簡単確実な方法なので、
リスクを抑えて安定収入を得たい方にはお勧めです。

 


このトレード手法のポイントは以下の通りです。

◆レバレッジを3倍以内に抑えること
◆出来る限り高い金利の通貨を買うこと
◆必ず長期間「複利」運用すること(引き出さないこと)
◆歴史的に見て円高の水準の時に買うこと

この手法のやり方を一言で言うと、

「高金利通貨を買って、長期間ポジションを保有すること」

これだけです。


これはFXの特徴である決済期限がないことを利用した手法で、
ポジションを長期間保有してスワップ金利を受け取り続ける投資スタイルです。

 


注意点としては、長期間ポジションを保有し続けるため

為替変動のリスクが大きいということです。


しかしこれはレバレッジを3倍以内に抑えて、ロスカットラインを常に
把握していればさほど大きなリスクではありません。


もう一点注意すべきことは、万一扱っている通貨ペアの金利が逆転した時には
スワップがマイナスになってしまうということです。

 


現在日本は金利が低いので、

ほとんどの通貨と交換してもマイナススワップになることはありませんが、

いつかは政策金利が逆転することがあるかもしれませんので、一応の注意は必要です。

 

 

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